引き続き、佐藤先生の「うつ病は90日で90%治る」より、詳細を見ていきます。
家庭で、親が子どもの性質を考慮せずに、このような子供になってもらいたいという理想を掲げてそれに沿うと、子どもは親の前で演じるようになります。
本当の思いにふたをしてしまう可能性があります。
そうすると、子どもは、自分を責めると苦しいし、表に出ると今度は、表にいる人たちを責めることになります。
それが表情に、態度に、エネルギーとして出て、苛めたり苛められたりになります。
ですから、苛めるのも苛められるのも同じなのです。
同質のものを持っているわけです。
それは、幼年期に出るとは限りません。
社会に出て、社会人となって出る場合もあるわけです。
苛めだけではなく、自己に自信を持てなくなると、引きこもりに長じていきます。
学校の先生も、このような過程を経て成長した人々です。
心のことをわからないまま成長したとしたら、今度は、心のことをわからないまま生徒に接していかざるを得ないでしょう。
続きはまた明日。